PANEL44 平成26年4月発行

会員の皆様には、建築士会活動に何かとご協力いただき、お礼申し上げます。

建築業界も経済効果、消費税増税前の駆け込み需要に長年の不景気から来る建築離れによる人材不足も相まって、材料不足にも増して人材不足に陥り、あちらこちらで工期遅延の話を耳にしました。建築業界において喜ばしいことかどうかは、今後の動向を注視する必要があると思います。

兵庫県建築士会においては、公益社団法人となり1年がたちました。神戸支部では、一部、市からの委託事業はありますが、他のすべての事業を公益事業としておこなっております。参加者の募集においてその事業が専門家である建築士相手か、一般市民相手かの色分けをはっきりさせることと、基本的には誰でも参加が可能になるように広報するなどの注意点はありますが、事業そのものにこれまでと大きな変化があるわけではありません。25年度においてもほぼ今まで通りの事業がおこなえました。

また、支部が事務所を新たに設け2年が経ちます。新しい事務所では、理事会や各委員会の開催、少人数でのセミナーなどの事業を行なったりと新事務所の活用も順調に伸びてきています。そのような中、会員減少には、歯止めがかかりません。支部としては、今まで以上の魅力ある事業を計画して行きたいと思いますので、事業参加はもとより事業企画にもぜひご参加ください。

25年度総会 田中義之支部長挨拶より

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