平成15年度 現場見学会 第1回 事業報告
 

「筑紫の丘斎場見学会」活動報告

                         神戸支部 研修委員会
 福永 毅

揖保郡太子町に昨年末竣工した筑紫の丘斎場の見学会をさる10月19日(日)に開催しました。秋晴れの絶好の見学日よりとなり、神戸支部の方を中心に20名の参加者がありました。
 最初に栗川場長から、「筑紫の丘」命名の由来など、この斎場が建設される経緯をわかりやすく説明していただきました。つづいて設計担当の遠藤秀平建築研究所の堀江さんにエントランスから順に場内を案内・説明してもらいました。随所で多くの方が熱心に質問され、炉前ホールの空間の広がりや水盤の意味するもの、壁・天井スラブのメッシュ型枠コンクリートの採用理由やその工法まで丁寧に説明していただきました。
 ひと通り案内していただいた後、待合いロビーでの質疑応答で堀江さんからこの斎場をデザインするにあたり建築家の遠藤氏の目指したものが‘ここにしかない場’の提供であり、来場者がそれを感じ取ってもらえるようコンクリートに様々な表情を与え、床の大理石など仕上げ材にもこだわったと聞きました。やはりこの筑紫の丘斎場が評価される最大の理由は斎場という固有の場所性を表現することに成功したからだと思います。
 午後3時から約2時間があっという間に過ぎた充実した見学会でした。貴重な時間を作っていただいた斎場の皆様と遠藤事務所の堀江さんに本紙面をお借りして再度お礼申し上げます。

 

 
タイトル 築紫の丘斎場 見学会
目 的 現地の見学を通して建築士の知識を再認し、建築士の技術の継続、及び知識を高め日常の業務に役立てる、一方、会員との交流及び広報活動を目的とします。
日 時 平成15年 10月 19日 (日) ( 友引に限る ) 午後2時 45分JR網干駅集合
直接の方は、現地 午後 3 時
 集合場所 JR網干駅集合
三ノ宮駅13:35発姫路行新快速→姫路駅で乗換網干駅14:31着
三ノ宮駅13:50発姫路行新快速→姫路駅で乗換網干駅14:43着
( JR三ノ宮〜網干 片道 \1,110- )
( 網干駅よりタクシーにて移動 )
見学場所 兵庫県 揖保郡 太子町
設 計 遠藤秀平建築研究所( 当日、所長または所員による説明あり )
施 工 清水建設
規 模 地上 1 階 2,300u RC造一部SRC・S造
工 期 2001.7〜2002.11
特 徴 壁・天井スラブのRC打放し型枠にメタルラス等のメッシュ型枠を使用。コンクリートの様々な表情と青大理石の床など石貼り部分の対比が美しい空間を生み出している。また構造的にもエントランスの薄いコンクリートアーチなど見どころは多い。なお、遠藤氏はこの作品で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。
参加員数 20名
参加費用 会員−1,000円  非会員−2,500円
(網干駅⇔斎場間の往復タクシー代含む )
 

 
  筑紫の丘斎場
エントランス 裏庭
 
エントランで説明を受ける 炉前ホールでの見学風景
 
通路1 通路2
 
 
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